AESTHETIC審美治療
審美治療とは
審美治療とは、歯や口元の美しさに焦点を当てた総合的な歯科治療のことをいいます。歯科治療には、「虫歯や歯周病を治す」「よく噛めるようにする」といった機能面の改善と、「白く美しい歯にしたい」「自然な歯並びに整えたい」といった見た目の美しさに関する希望の両方があります。
審美治療では、ただ見た目をきれいにするだけでなく、健康的で機能的にも優れた状態を保つことを目指します。たとえば、ホワイトニングやセラミック治療、目立ちにくい矯正、歯ぐきのラインを整える処置などを組み合わせ、一人ひとりのご希望と口腔内の状態に応じた最適な治療を行います。
また、審美治療は年齢やライフステージに応じた「その人らしい美しさ」を大切にしています。幼年期から青年期、老年期にかけて、それぞれにふさわしい口元の健康美をサポートし、自然で自信の持てる笑顔を引き出すことを目指しています。
見た目と機能の両立をお考えの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

このようなお悩みのある方は
お気軽にご相談ください。
- 銀歯を白い歯にしたい
- 銀歯による金属アレルギーが心配
- すきっ歯が気になる
- 黄ばんだ歯を白くしたい
- 歯の色、形が気になっている
- 被せ物と歯ぐきの境目が黒くて気になる
- 歯の大きさや歯並びを整えたい
- 神経を抜いた歯の色が気になる
普段のケアでは落とせない
歯のクリーニング
歯に沈着した色素や歯石は毎日の歯みがきではなかなか取ることができません。これらは口臭や虫歯・歯周病の原因になり、また歯の審美性を損ねることにもなります。
クリーニング(歯の清掃)をすることにより、予防はもちろん、本来の自然な歯の色を取り戻すことができます。クリーニングによって得られるメリットはたくさんあります。3~6ヶ月に一度は歯をクリーニングする習慣を持つとよいでしょう。

銀歯やすきっ歯が
気になる方へ
銀歯が気になる方
銀歯が気になる方は、セラミックの詰め物や被せ物をすることで歯を白くすることができます。セラミックはお茶碗や洗面台などの陶器の材料のことで、見た目が良く、表面が滑らかで食べかすや歯垢がつきにくいメリットもあります。
すきっ歯が気になる方
すきっ歯が気になる方に対しては、コンポジットレジンでの治療や被せ物の治療、ラミネートベニアを行うことで、歯の形態を調整してすき間を小さくすることができます。コンポジットレジンとは歯科用の白いプラスチックで、ラミネートベニアとは歯を薄く削ってそこに薄いセラミックをはりつける方法です。
詰め物(インレー)の種類

金銀パラジウム合金
一般的な銀歯です。銀やパラジウムを使用した銀合金で、保険が適用できるインレーです。銀色のため審美性に乏しく、他の素材に比べ虫歯再発のリスクがあり、金属アレルギーになる可能性もあります。

ガラスセラミック(e.max)
ガラス系のセラミックを使用した詰め物で、天然歯に似た自然で透明感のある白を表現することができます。金属が含まれていないので金属アレルギーの心配がなく、変色しないというメリットがあります。

ジルコニアセラミック
人工ダイヤのジルコニアを核にしたセラミック製の白い歯です。
被せ物(クラウン)の種類

金銀パラジウム合金
一般的な銀歯です。銀やパラジウムを使用した銀合金で、保険適用のクラウンです。銀色のため審美性に乏しく、他素材が金属のため金属アレルギーになる可能性があります。

硬質レジン前装冠
金属の上に硬いプラスチック(硬質レジン)を盛った材料です。

ゴールド
高純度の金を使用したクラウンです。金属なので、耐久性が非常に高く、衝撃で破損する可能性が低い素材です。

メタルボンドクラウン
金属フレームにセラミックを焼き付けたクラウンです。セラミックは透明感があり、歯の先端部分の見た目は自然で美しく仕上がります。ただし、金属フレームがあるため根元部分の透明感はやや劣り、歯ぐきが下がると金属が見えてしまうことがあります。

フルジルコニアクラウン
全てジルコニアでできているクラウンです。白い材料の中では一番強度が高いです。天然の歯に見た目を近づけるために、表面に着色をつけます。

ジルコニア
セラミッククラウン
内側のフレームにジルコニアを使用し、表にセラミックを焼きつけています。金属を一切使用していません。歯の断面を天然の歯に近づけることができるため、光が当たった時も天然歯のような自然な仕上がりにすることができます。
その他の治療法
ラミネートベニア
ラミネートベニアとは、付け爪のように薄いセラミックの板を歯の表面を削った部分に貼る治療法です。
ホワイトニングでは効果の出ない色素沈着のひどい場合や、前歯のちょっとした隙間をうめる場合、表面まで黒ずんでしまった虫歯、軽くねじれている歯、欠けたり折れたりしている歯などを治療する場合に用いられます。
それらの箇所にセラミックのラミネートベニアを強力な接着剤で固定します。この治療法は歯の表面のみを削るので、削る箇所が少なくて済みます。また、通常は痛みもなく、麻酔をする必要もありません。

ダイレクトボンディング
ダイレクトボンディングは、コンポジットレジン(プラスチック)を直接お口の中で盛りつけていき、天然歯のような自然な色や形を再現する治療法です。セラミックによる詰め物や被せ物に比べて、歯を削る量を抑えることができます。